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2021.06.15
「明日は楽しんできます」 そう言って入試に臨んだ中3生。 入塾前は頑張っても結果が出ず、自信をなくしていた…。そんな彼女が志望校合格を勝ち取った方法とは?終
そして、残り3カ月で第一志望に合格
志望校については、絞るのが遅かったこともあり、
12月の三者面談で学校の先生に「だいぶ厳しい」と言われました。
確かに、彼女の直近の五ツ木摸試の偏差値は50。
第一志望の高校の偏差値は54です。
1学期までの彼女ならそれですぐ諦めていたでしょうが、
その場で彼女は「絶対に合格する」と宣言したようです。
このことにまたもやお母さんはびっくりされていました。
そこからの3カ月はほぼ休みなく頑張りました。
そして、いつしか勉強する目的が「受験に合格する」から、
「日頃支えてくれている親御さんや周りの人に喜んでもらうためにする」に変わっていました。
自分のためだけではなく、
「誰かのために」を意識できると底知れぬパワーが生まれます。
それまでの「なんとなく」の勉強から、
「必要だから」勉強する。
苦手の英作文、国語の作文も追加の課題を自ら希望し、取り組みました。
そして、受験前日、授業が終わり教室を出る際に彼女はこう言いました。
「先生、明日は楽しんできます!」
…そこには1年半前の自信のない彼女はいませんでした。
結果は見事合格。
勉強の「やり方」を知り、「考え方」も学んだ彼女は、
受験勉強を通して合格以上のものを手に入れることができました。
そう、自分を変えることができたのです。
次はあなたのお子さんの番です
これまで塾で教えてきて分かったこと、
それは、どれだけ分かりやすい授業をしても、
どれだけいい勉強システムがあっても、
子どもたちに聞く気、やる気がなければ全く意味がないということです。
また、この彼女のように、真面目に頑張っているのに
なぜかうまくいかないケースも珍しくはありませんでした。
そこで考えました。
勉強する意味や生き方、世の中のことを知った上で、
「どんな自分になりたいか」を考えるきっかけがあれば、
少しは勉強への見方も変わるのではないかと。
そして、自信がない、うまくいかないときに
「どんな考え方」をするのが適切なのかを伝える機会があれば、
救われる子もいるのではないかと。
私たちは、とりあえずテストでいい点をとり、
いい高校、いい大学に行くことだけが
勉強の目的であってほしくないと思っています。
自立して、自分の決めた道をしっかりと歩いていくために
勉強してもらいたいと考えています。
勉強を通して「我慢強い自分、本気の自分、逃げずに挑戦する自分、あきらめない自分」…
つまり、「どうなりたいか」が大切なのです。
今の自分を認め、その自分を超えようとすること自体に大きな意味があり、
そういった考え方が身につけば、
あなたのお子さんの成績アップはもちろん、
人間的にも成長させることが可能です。
勉強の「やり方」を教えてくれる塾はたくさんあります。
けれども、勉強に対する「考え方」を教えてくれる塾は、
まだそんなにないのが現状です。
そんな中、私たちは「やり方」だけでなく、
「考え方」にも注目して指導しています。
終わり