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2021.05.25
「明日は楽しんできます」 そう言って入試に臨んだ中3生。 入塾前は頑張っても結果が出ず、自信をなくしていた…。そんな彼女が志望校合格を勝ち取った方法とは?②
成績を上げた最初のステップは【これ】
最初にやったのは、
彼女のレベルの少し上の問題までを解けるようにしたことです。
10段階でいうと、彼女のレベルは4ぐらいでした。
そこから+2ぐらいまでの問題をまずは解いてもらうようにしたのです。
というのも、前述したとおり彼女はすべてを理解できないと前に進めないタイプ。
それはいい面ではあるのですが、
それゆえに時間がかかってしまい、
この時点では結局どれも理解不足という状況に陥っているようでした。
そこで焦点を絞り、あえて捨てる問題をつくることで
彼女の良さを引き出せたらと考えました。
このことは、彼女に限ったことではありません。
例えば、レベル3の子に、
レベル7や8の問題をさせるのはあまり効率的ではないのです。
それをしてしまうと、むしろ余計に苦手意識を大きくさせ、
自信とやる気を失ってしまう可能性があります。
大手塾に通っている子によくみられるのが、
子どもに合っていないレベルの問題をして
子どもがやる気をなくしてしまうことです。
このことから塾生には、
少し頑張れば手が届きそうなレベルに目標を定め、
まずはそこまでを完璧にしてもらっています。
やっぱり「単語」と「be動詞」から
レベル6を目標にはしましたが、
最初はレベル1や2での取りこぼしが目立ちました。
自分の目標のレベルより低い問題は、
確実に正解できるようにしないといけません。
具体的に言うと、
be動詞と一般動詞との違いから理解できていませんでした。
そこで、中1内容から復習していきました。
また、単語力も不足していました。
単語力については、スマホのアプリを利用し、
毎日少しずつ、まずは意味がわかるようにしてもらいました。
単純作業になってしまいがちな単語の確認も、
アプリを利用すればどれだけやったかが可視化されるので、
アプリはモチベーションの維持に役立ったようです。
ある一定期間までに「ここまでやっておいて」という
約束はきちんと守ってくれました。
次回に続く