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2021.06.01

「明日は楽しんできます」 そう言って入試に臨んだ中3生。 入塾前は頑張っても結果が出ず、自信をなくしていた…。そんな彼女が志望校合格を勝ち取った方法とは?③

自分で計画、自分で選択

テスト前は単語の小テストを毎回やっていきました。

単語は基本中の基本なので「全問正解」がクリア条件です。

全問正解しない限り居残りがあるので、

彼女も必死で覚えようとしていました。

また、テスト日までに範囲内のテキスト、プリントを全て終わらせ、

チェックを受けるよう指示を出しました。
テキスト・プリントの進め方については、

テスト日から逆算し、

授業中にどういったペースで解いていけばいいのか、

自身で計画を立ててもらいます。

彼女は、授業前に早く塾に来て解いたり、

家に持って帰って解いたりと、自分で選んで勉強ができていました。

やり方が分かっても成績は上がらない…

言われたことはきちんとこなす彼女でしたが

テストの点数はある段階で伸びずにいました。

なかなか70点の壁を越えることができなかったのです。

下がることもないが、上がることもない。

一体何が原因なのか…。

そんな中、中3を迎えることになったのです。
中3になった彼女は

「やっぱり英語難しい」

「あの子はスゴイな。それに比べて私はアカン」…

お母さんが心配されていたメンタル面での弱さが、

発言の中に現れるようになりました。

また、「志望校?分からへん。お母さんに〇〇高校は?と言われてる」

といったように、

自分の将来について自分事として考えられないでいました。

勉強のやり方がわかり、努力もできる…なのに結果が伴わない。

彼女と接している中で私は、

彼女にはしっかりとしたマインドセット(考え方)が必要だなと感じました。

なぜなら「成果=能力×努力×考え方」という

受験の方程式もあるくらいだからです。

彼女はこの「考え方」でマイナスの面があり、

壁を越えられないでいるのではと考えたのです。
そうこうしているうちに8月末になりました。

本来だと、夏休み前に志望校を決め、

それに向けて夏休みは勉強するのがベストだったのですが、

彼女はまだ覚悟が決められずにいました。

そんな彼女を変える出来事がありました。

次に続く